So Sweet!
ぶらっとミルクジェラートと石焼き芋の甘〜いマリアージュ♪
『焼き芋ジェラート』は丁寧に石焼した伊豆大島産のサツマイモの上に、ぶらっとミルクジェラートをそっとのせた2つの美味しさが寄り添う、自慢のジェラートです。
伊豆大島とサツマイモについて
伊豆大島は過去に噴火を何度も繰り返し、今も活動を続ける火山島です。
そんな島の火山灰土壌がサツマイモをおいしく育ててくれるため、島ではよく栽培されています。
大島町史(民族編)によると、
「甘薯(サツマイモのこと)は、享保20年(1735年)代官向井将監が導入させたと言われ、
以後火山灰地に適し増産をみてこれが常食となり、大島の食生活に大きな役割を果たすようになった。」
とあり、サツマイモはもともと保水性の乏しい土壌ゆえに水田がなく、
たびたびの噴火災害や飢饉で脅かされた食生活の危機を救うスーパー食材であったといえます。
また、こんなお話もあります。
その昔『てりこ』と呼ばれるサツマイモがありました。
天留古(てりこ)は元は大分県出身の粟本佐次郎という人がはじめに苗を持ち込み、
島内に広まったというサツマイモの品種。
「日照りにも長雨にも強く、その上大変滋味に富みよくできる」
と彼の徳をたたえる碑が福聚寺(岡田)にあります。
佐次郎は漁で大島に来て結婚し、数年後に豊後で栽培していた天留古を持ってきたところ、
美味豊産のためたちまち島中に広まりました。
テリコは、美味・豊産・作りやすいと三拍子揃っていたので、どこの家でもテリコを主に作っていたそうです。
他のサツマイモと違って、翌春から夏まで味が落ちる事がなく、
また寒さや長雨にも強く貯蔵が楽で乾燥にも強いので、島の痩せた砂地には適していました。
というわけで、
島の土壌に適していて、よく育つ。
尚且つ美味しいサツマイモは古くから愛されてきた伊豆大島のご馳走なのです。
あわせてみたら、極上でした。
保水性の乏しい土壌だからこそ、甘みや旨みをたっぷりと蓄えたサツマイモがよく育つ。
昔から島のみんなの大好物としてサツマイモは暮らしの中で大切にされてきた食材なのです。
そんな伊豆大島産のサツマイモを石焼した焼き芋に、ぶらっとミルクジェラートをそっとのせれば、
ぶらっとハウス自慢の『焼き芋ジェラート』の完成です。
焼き芋とその熱でほんのり溶け出すミルクジェラートを一緒にひと口頬張れば、
たちまち広がる芳醇なコクと甘味、そして、まろやかな口あたりが最高です!
伊豆大島の風土が育んだ厳選素材から作られた、他に真似のできない逸品をぜひ、ご賞味くださいませ。